西宮市の自転車店 Rush Eyeです。各種自転車の販売・修理承っております。
とあるパーツを洗浄した画像です。
トレイに「黒いつぶつぶ」がたくさんあるのが
お分かりいただけるかと思います。
そうです。
バニラビーンズです。
嘘です。
・・・すいません。
くだらない冗談はさておき・・・
これは塗装された玉受けのベアリング接触部の塗料カスです。
リテーナータイプのベアリングは玉受けが内部まで塗装やメッキされているとこんな感じでカスが溜まりやすくなります。
この部品は部位的にガッツンガッツン衝撃が加わり易く、かつそれなりの力で押さえつけておく必要がある部分なんである程度カスが出ちゃうのはしょうがないんですが、時期を見てちゃんと洗浄してあげないとせっかくアタリの付いた玉受けを逆に傷つけちゃう事にもなりますので注意が必要です。
ちなみに新車のベアリングでも、初期整備の時点でいきなりこういう状態になってるものも有ります。
ある程度のアタリが付けばカスの出る頻度は下がりますので、よく乗る人は半年に一度くらいは見ておいたほうがいいかもしれませんね。
カートリッジタイプのベアリングであればこうなることはないのですが、やはり定期的に動きの渋りやゴリ感が無いかは確認しておいたほうがいいでしょう。
まぁ最終的に言いたいのは・・・
『自転車も定期的にちゃんと整備しましょう』ということですね。
車種を問わず。
部品が破損してからでは費用も手間もかかりますからね。