西宮市の自転車店 Rush Eyeです。各種自転車の販売・修理承っております。
原因は後方から子供の運転する自転車が『ミサイルのように』突っ込んできたそうです・・・(; ・`ω・´)
幸いにも転倒や怪我はなかったそうですが、ホイールが大きく損傷してしまったようです。
それにしても頑丈なステンレスリムがここまで曲がるってどんだけの勢いなんでしょう・・・
人とぶつかっていたらそれなりの怪我を負う・・・いや、死亡事故になっててもおかしくない勢いですよね。
「自転車だから大丈夫」こんな言葉をよく耳にしますが・・・
至極アホな理屈です。
何を根拠に大丈夫なのか?と聞きたいです。
皆さん、本当に事故だけは起こさぬよう気をつけて乗ってください。
さて、ここまでひん曲がってしまった車輪はまるごと交換するのが一番なのですが、組換えで対処すれば費用を抑えることが出来ます。
というわけで、今回は組換えでの対応をさせていただくことになりました。
曲がったリムとスポークは問答無用で破棄!
ハブはそのまま使用して組み直すことにしましたが・・・
組み込み中に「ん~?」「なんか変な感じ?」「気のせいかなぁ~」なんて思いながら組換え作業をしておりました。
すべてのスポークを通し終え、粗方のテンションを掛ける行程でやっぱり変だと確信。
どう考えてもスポークのテンションが変。
振れ取り台の上でクルクルと車輪を回します。
まさかねぇ・・・(;´∀`)
と思いながらハブフランジを凝視しますと・・・
フランジも曲がっちょる~~~~!!!!!
フランジのと言うのはハブ側のスポーク(鉄線)が通っている部分です。
よーく見ると『フニッ・・・フニッ・・・』と歪んでいるのがおわかりいただけるでしょう。
たったこれだけの歪みでスポークのテンションのバランスがおかしくなるので、きちんとしたホイールが組めないのです。
しかもこのホイールは電動アシスト車のものなので、尚更きちんとしたバランスで組んでおかないと強大なトルクに負けて早期にホイールのフレが出始めることでしょう。
というわけでハブを追加発注。
これでちゃんとしたホイールが組めます。
ちゃちゃっと組んでホイール組み完了!
うん、あたりまえだけど何の違和感もなく綺麗に組めました(^^)♪
それにしてもあの頑丈なフランジまで曲がっちゃうほどの衝撃って結構すごいですよね・・・^^;
フレームの歪も懸念していましたが、特に違和感もなく走れたので問題ないでしょう。
この度は当店のご利用をいただきまして誠にありがとうございました(^^)
今後とも宜しくお願い致します。