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Benelli TAGETE27.5 オフロードコース走行をしてきました!

2017年 11月 17日 金曜日 カテゴリー : ,,,

先日は定休日を利用して、奈良県は吉野にある「ウッズモータースポーツランド下市」さんへ行ってきました。


Benelli eBIKE輸入元の「株式会社プロト」様のご協力の下、来月開催のMTBレースに向けてのBenelli TAGETE27.5の走行性能やバッテリーの耐久性などを含めたテスト走行がメインです。
本来はモトクロスコースで使用されているので、傾斜や土質などが自転車で走ることに際してどの程度の影響があるのかも知りたかったのですが、前日の雨が影響してコースはドロドロのマッディコンディション・・・(;´∀`)


コースチェックでモトクロスコースを軽く歩いてみたのですが、結構ズブズブな状態で「果たしてMTBのタイヤでスタックせずに走れるのか・・・」と不安がよぎりました・・・。
※レースで走るのはその外周をまわるエンデューロコースです。


スタートライン直後の左コーナーから既にズブズブしております。轍に出来た水たまりも多数・・・。
※スタートライン側を向いて撮影。

走行前のミーティングを済ませ、ひとまずはモトクロスコースを走ってみましょう!ということで、テストスタート!

ズブズブの路面へと侵入して行きます。
最初は「リアが滑って進まないのでは・・・」とイメージしていましたが実際はといいますと・・・。

「す、進むぞこいつ・・・!!」そんな感じ。

ズブズブな路面ですのである程度のホイルスピンはあるものの、変に踏み込むようなことをしなければアシストがかなりいい仕事をしてくれて軽く前進してくれました(^o^)!!
左コーナーを抜けてすぐに現れる一つ目の大きなコブもホイルスピンしながらもズイズイっと登ってしまいました。
ウェットコンディションでこの状態なら、ドライコンディションで走ればかなりいい仕事をしてくれそうです。これは期待が膨らみますね。
その後も幾つかのコブを乗り越えていくのですが、全てクリア。ナカナカやりおりますよコヤツ。
しかし、少し進んで下り坂に入る頃に前後輪ともに大量の「お土産」を巻き込んでいたため、次に現れる大きめの登りは無理と判断、一旦走行を中止してスタート地点へと戻ります・・・。

ここまでの状況や走行感から判断するとドライコンディションならBenelli TAGETEでのモトクロスコース走行は全く問題なし!
手前で断念した大きめの傾斜も問題なく登ってしまうと思われました。
※ウェットでもモトクロスの轍が無ければそれなりにちゃんと走れそうです。

当初はエンデューロコースを実際に1時間周り、バッテリーの消費具合いやドライブユニット(DU)への負荷なども検証したかったのですが、ガイド役が「コンディションがこの状態なので周回し続けることは難しいかも・・・」とのこと。
ひとまず一周だけ回ってから再考しましょうということになりました。

というわけで、コースを知り尽くしたガイドさんの後に続いてエンデューロコースを回ってみました。
コンディションは各セクションごとにマチマチでしたが、モトクロス走行後の轍さえ無ければほぼ問題なしでしょう。
順走ルートで周り、なかなかの勾配も体験しましたが、このコンディションでもある程度はクリア出来てしまうので少々の傾斜が来てもビビることはなくなりました(笑)
何度もしつこいですがドライコンディションならとにかく心底楽しく走ることができるでしょう!!

レース開催日は当然コースコンディションは整理されているので安心していただければと思います。
それから、各ポイントなどで写真撮影もしたかったのですが、それどころではなかったため画像は無しです・・・(笑)


そして、一周終えて戻ってきたらこの状態(笑)


ドロッドロのコッテコテです(笑)

一周終えてみて、やはりこのコンディション(深い轍多数)では実際の周回を重ねての検証が難しそうなので初心者向けの「ミニコース」を使い検証しましょうということになりました。

ミニコースは一周200m程度の短いコースです。
コース自体は短いのですが順走ルートで走るとそこそこの登り傾斜が2箇所、下りが2箇所あります。
逆走すると下り傾斜の一つがきつめの登り傾斜に豹変します。これは好都合!ということで、DUへの負荷やバッテリーの消費ペースなどを逆走ルートで走ってみることにしました。

キツイ傾斜は斜度で言うと30~40%くらいでしょうか・・・。油断すると捲れそうですから・・・。
当然路面は土です。土。小石も混じってて場所によっては弾かれます。ホイルスピンもします。
しかし、そんな勾配もDUが唸りを上げながらも登りきってしまった・・・。凄い!
そこから数周周回しましたが、何度も何度も登りきってしまいました!!
ビバeBIKE!!!そんな気分ですね。

ただ、先日のブログでもかかせていただいたのですが「アシストパワーはあくまでも人力に依存する」という部分があるので、途中からライダーの疲労が溜まってきて登りきれなくなってしまいました。

バッテリーの残量は流石に減少して来ました。
次は周回を重ねてバッテリーの消費傾向と走行距離、走行時間を検証するため、交代で順走ルートをアシスト比最大の状態でひたすら周回。
1時間ほど走りましたが、バッテリーが尽きることはありませんでした。流石に残量はかなり減っていましたが、まだまだ走れそうな勢いででした。

実際のエンデューロコースでは今回検証したミニコースよりも登り返しの回数や走行距離が減るため、バッテリーへの負荷はさらに低減すると予想されます。
とは言え、アシストに完全依存して走れば「ゴール直前でバッテリー切れ!」なんてことにもなりかねませんので、その辺りは「頭と足を上手く使って」優勝目指していただければと思います!


仕事を終えたBenelli TAGETE27.5の勇姿。


あなたの底力はナカナカのものでした。帰ったらキレイにメンテしてもらってくださいね。

12月3日 吉野MTB4時間エンデューロ eBIKEクラスは若干数ですがまだ空き枠があるようです。
興味を持たれた方はぜひチャレンジしてみませんか?

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