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普段使いだって【タイヤチョイスは重要】です

2016年 2月 08日 月曜日 カテゴリー :

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自転車のタイヤには様々な種類(モデル)が存在します。
種類と言っても26インチだとか700cなどの車輪径だけではなく、同じ車輪経でも「用途に向けて特性を差別化したもの」という意味です。

趣味として自転車と付き合っておられる方なら、この「用途」を意識してタイヤのチョイスをされている方が多いと思います。
「ロードバイク」や「MTB」などスポーツ志向の強い自転車になればその傾向は顕著なのですが、こと「一般自転車」となるとそうでもないのが現状です。

例えば短距離移動のみに使用している人と、通勤・通学等で毎日10kmも20kmも走行する人が同じタイヤで良い訳がありません。
更に言うと、「一般自転車」と「アシスト自転車・子供乗せ自転車」これも同じタイヤはオススメしません。

「負荷の低い用途に高耐久タイヤを履かせるのは全く問題無い」のですが、「負荷の掛かかりやすい用途に普及クラスタイヤを履かせる」こと。これはあまりお勧めしたくないのです。

言わずもがなですが、高耐久モデルはその名の通りタイヤの強度、耐摩耗性に優れており転がりも軽くなる傾向にあります。しかし、お値段が張ります。
一方、普及クラスタイヤになるとお値段がお安くなる代わりにタイヤの強度や耐摩耗性がそれよりも低くなっています。
タイヤの強度が低いため、変形量が大きく転がり抵抗も高めになる傾向にあります。

電動アシスト自転車や子供乗せ自転車にこういった普及クラスのタイヤを履かせると、あっという間に消耗が進み早々に交換時期がやってきます。
通勤・通学等で毎日まとまった距離を走られる方も同じです。

そういった理由から当店ではタイヤ交換をする際に極力「自転車の使用用途・乗車頻度」などをお伺いさせていただいています。
その用途をお伺いした上で「用途に合わせたモデル」をお勧めさせていただいています。
単純にお値段が「高い」「安い」だけで選んでしまうと、後々後悔する羽目につながりますよ。
特に【電動アシスト自転車向けタイヤ】はその特性上お値段が一般車と比べて高くなる傾向にあるのですが、用途に見合ったチョイスをしていただくことで費用対効果を高めることになるのです。

自転車って単純な乗り物だと思われがちですが、観点を絞っていくとかなり奥が深いものなんですよ(^^)
という訳で今回はタイヤに焦点を当ててみました。